こころが大事。part2

前回の記事の続きで、Sちゃんの話のなかで、イイなぁと感じた、もう1点を、シェアします。

ざっくばらんに話していて、今年の1年を振り返り、
来年をどんな1年にしたい?
と、質問が出たなかで、

彼女は、

”来年は、ガマンをしないで、生きる。”

と、言っていました。

自分の意見や、主張をハッキリするほうなので、
あまり、そういうひとには見られないらしいのですが、彼女のなかにも我慢してきたことは、あるのです。

我慢するひと。
彼女だけでなく、日本人にも多いと思いますが、
なかなか本音での、コミュニケーションが難しく、
ついつい、我慢や、自分の考えや、意見と違うことを言ってしまうひと、少なくないと思います。

なぜなら、根底に、日本の建前文化があるからです。


良く言えば、相手のことを気遣い、
傷つけないようにと、空気を読み、
オブラートに包んだ、コミュニケーションを取る。

それで、角がたたない表現が出来たり、
場が和むこともあると思います。


一方で、それがいきすぎたり、
それだけになってしまうと、、、

”あのひと、何を考えているか、分からない。 ”
”あのひととは、本音で、語り合えないよね。”

と、本当の意味での意思疏通や、交流が出来なくなってしまう。


そうすると、コミュニケーションのズレや、人間関係自体が希薄になってしまい、
上司と、部下、
先生と、生徒、
親と、子供。

それぞれで、良い関係性が気づきづらくなります。


加えて、今、人間の外の開発、
例えば、スマートフォンの進化は、凄まじいものがあります。


今や、分からないことは、インターネットで、グーグル先生に、聞けば大抵のことは、分かるし、
ラインや、フェイスブック、ツイッター等のSNSは、かなり便利なツールです。

私の学生時代は、ポケベルや、PHSの時代だったので、うらやましいかぎりですが、、、、、

しかしそれだけに、

”先生に聞くより、ググったほうが早いしねー。”と、学校の先生の意味価値は、何なのか、や、
”言いたいことあるけど、言いづらいから、ラインでイイか。”と、SNS頼りのコミュニケーションの危うさ、

つまり、本当に伝えたい気持ちや、感情、その背景が、伝えづらくなっている現状がある、と、言えます。

mixiや、アメブロで、有名な、
サイバーエージェントの藤田社長は、
どんなに、SNSが便利になったとしても、
大切なことは、必ず、face to faceで、直接ひとと会って話すのだそうです。


日本の元々ある建前文化の上に、
今の急速に発達してきた、IT社会の背景がある。


そんななか、Sちゃんの、
”我慢しないで生きる。”

言い換えれば、”自分のこころに、素直に生きること。”

とても大切なことだと、思ったのです。

病は、気から。
と言いますが、

こころが健康であったり、
満ち足りていれば、
大抵のことは、上手くいくと、思います。

こころが決まらないと、
行動も、起こせないですし。


だから、、、

こころが大事なのです。


こころのあり方が大事。

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