なりたい自分になるために。part2です。
part1で、本当になりたい自分になるためには、そのカギとなる、どんな”決断”を幼少期にしたのかを知ることが重要とお伝えしました。
今回は、その幼少期と密接に関わっている親子の関係性にフォーカスしていきます。
さて、今回も無意識エンジンセッションについてです！
一昨日は、Iさんのセッションでした。
親子の関係性
Iさんは、今、職場で仕事を一緒にするパートナーがいるのですが、
その人達と、関係性が上手くいかないから改善したいという思いがありました。
今回、彼女のセッションをやってみての大きな気づきは、
あらゆる場面で行動する時に、”お父さんのことが影響していること”でした。
例えば、彼女のなかの判断基準のひとつとして、
"仕事ができるひとは尊敬できる"、
が、○で、
逆に、
自分より仕事ができない人に対して、
"何やってるんだよー。
何でこの仕事の量で、こんなに時間、かかってるのー。"
と、
×をつける、傾向があります。
この背景には、どんな仕事も結果を出し続けてきた、お父さんの影響があります。幼心に、
また、彼女とお母さんとの関係性に対しても、
"お父さん"が、影響を与え、
彼女と、お母さんのあいだに本来、築けたであろう関係性が十分に築けず、
結果として、
お互いに、気を遣ってしまったり、
甘えたり、頼ったりすることができなかった、ということがありました。
良くも、悪くも、
影響を与えてきた、"お父さん"という存在。
彼女の無意識の決断も、やはり幼少期の時の、お父さんとの、ある出来事にあり、
それによってもたらされた、不安や、恐怖からくるものでした。
そしてその決断は、
”どうせ、私にはどうにもできないんだーーーー！！”
と、頭が真っ白にフリーズ、思考は停止するぐらいの、おおきなショックなことだったということでした。
"感情の決断"
って、かなり大きいです。
"思考"のレベルであれこれ考え、悩むよりもはるかに。
そして、この"感情の決断"が、オートで、今後の自分の人生を決定づけてしまう。
今回の無意識エンジンセッションにおいて、お父さんは、あらゆる場面で登場してきましたが、
改めて、そこに、
良い、悪いの、判断基準は必要ありません。
なぜならば、お父さんは、お父さんなりに、良かれと思って行動してきたことや、
彼なりに、Iさんのお母さんや、Iさんにも、幸せになって欲しいと思っていたことがきっとあるからです。
それは、Iさん自身も感じていましたし、
"お父さんには、お父さんの考えがきっとあったんだよね。"
と、言っていました。
そして、お父さんにはお父さんの人生があって、
お父さんにも、幼少期に決断した、
"無意識の決断"
があり、それによって行動をしていただけなのです。
なりたい自分になるために、できることとは
大切なことは、そこに、周りの人や、本人が気づけること。
だと、思います。
気づけないかぎり、これは、○、これは、×という
因果に縛られ、自由になることはできません。
なので、まずは、この”無意識の決断に気づくこと。”
そこに気づけたら、あとは、”実践行動するのみ”、です。
と、言うは、易し、ですが。
私自身にも、この無意識の決断はあり、つい最近まで、それに縛られていましたが、
今は、それを克服するために、日々、奮闘しています。
今、このブログをご覧になっているあなたにも、例外なく、この無意識の決断、は、あります。
まずは、そこに、気づくこと、そして、”新しい一歩”を歩いていくこと。
自分の生き方は、必ず、”自分で創る”ことができます。
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