なりたい自分になるための大きなカギとなる、どんな”決断”を幼少期にしたのか。
今回は、あなた自身の考えの源泉とも深く関わってくる、このカギの重要性について、
Yさんとのセッション（カウンセリング）の具体例を紹介しながら、お伝えしていきます。
昨日、Yさんの無意識エンジンセッションをやってきました！
無意識エンジンセッションをやる前の段階で、
今、仕事でチームを組んでいる男性と、女性と関係性が上手くいってないらしく、
それがどういう状況なのかを聴くことから始まりました。
男性とは、Yさんが何かを話すと、
"うんうん、なるほどね、そういうこともあるよね。"
とか、
"そうだよねー、分かる〜。"とか、
話を聴く、というより、かたちだけの同意や、同調だけされてしまい、
それにストレスを感じている様子。
女性とは、付き合いも長いからか、女性を立場的に上に立ててしまい、
Yさんが、下の立場をとってしまう。
それが、言いなりのようなかたちになり、結果的に、自分が伝えたいことも伝えられない。
という現在地がありました。
そのうえで、あれもしなきゃ、これもしなくてはいけない、
と、タスクも多くあったので、それを紙に書き出してもらうことから始まりました。
今回、セッションをやってみての大きな気づきとしては、
Yさんは、
ひとりぼっちが怖かった、
自分の軸がない、
感情にふたをすることによって、思考で常に考えるひとになっていた、
と、3つのポイントがあげられました。
詳しくは、個人のこととか、セッションの内容に直接触れることでもあるので、書ける範囲で書いていきます。
無意識にやっていること
あなたは、友人と何かをするときに、"目的"のためではなく、
"その友人や相手と一緒にいられるのが楽しいから"、で、行動する時ってないですか？
例えば、友人が"ランチでイタリアン食べに行かない？"と、誘った時に、
仮にあなたは、"いやぁ、和食がイイんだけどなぁ"
とか、
"カレーのほうが食べたい気分なんだけど、、"
と、思っていても、
"そうなんだ！ちょうど、私も、ランチは、パスタ食べたいと思ってたんだ！"
と、そのまま、イタリアンを"食べに行ってしまう。
そんな経験、ありませんか？
或いは、そもそも、
"食べるものなんて、なんでもイイなぁ"
とか、
"ランチを一人で食べるのがさみしから、みんなと食べられたらそれでイイか。"
とか、
あまり考えずに行動してしまう時ってありませんか？
Yさんは、ある時期に、大きな出来事があり、
それ以来、
"ひとりでいること"
が、出来なくなることが多くなりました。
そして、この時期の”大きな決断”が、
”今の彼女”のひとつひとつの行動の基準、出発に、なっていたのです。
”ひとりぼっちになったこと”が大きなショックだった、
だから、
さみしいのはイヤだ！
みんなと一緒がイイ！
と、決断を下し、
何かをするにも、みんなといれば安心、
どこかに行くにも、一緒に行くひとがいれば楽しい、
と、思うようになったのです。
だから、自分の軸がない、
つまりそれは、
自分で何かを決めなくても良い。
或いは、
まわりについて行って何かをするというより、
"まわりについて行くことが目的"だったので、
自分が何かをしたいとか、決めなくてもよかった、
決める必要もなかった、
と、繋がってきます。
だから、大人になった時に、
改めて、アナタは何がしたいの？
と、問われても、
返事ができない。
加えて、その大きなショックがあったことによって、
感情に、フタをしてしまい、
そこに、触れたくないために、
"感じる"ことをやめ、
"これはこうではない、あれはあれじゃない"
と、
あれこれ考えることによって、
"感じる"という感情を遠ざけていたのです。
ほとんどの行動や、クセ、パターンが、そこ＝（決断）から始まっていたのです。
なりたい自分になるために
ひとは、それぞれ、生まれた場所や、育った環境、関わってきた家族、友人、
全て、違います。
だから、、、
無意識に抱えていることも、人、それぞれです。
Yさんが特別ではありません。
今、ブログを読んでいるあなたにも、あるタイミングで、
"無意識に決断したこと"があり、
それを、
"今ここ"
で、繰り返しているのです。
これから先も、
"無意識に決断されたエンジン"
によって縛られたまま、走り続けるのか、
それとも、
"全く新しい自分"と出会って、自分のこれからの人生を、思うままにデザインしていくのか。
今回は、トータルで、5、6時間くらいカフェにいましたが、
それでも、セッションが終わった時のYさんの表情は、晴れやかでした。
人生は、常に”選択の連続”です。
”今ここ”も選択の連続。
"今ここ"、ワクワクできる自分と出会う、選択をしてみませんか？？
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