なりたい自分になるために。part3です。
part1で、本当になりたい自分になるためには、そのカギとなる、どんな”決断”を幼少期にしたのかを知ること、
part2では、幼少期と密接に関わっている、親子の関係性が重要とお伝えしました。
今回は、無意識エンジンにくっついてくる、ブレーキとアクセルについて、お伝えしていきます。
さて、今日も、無意識エンジンセッションでした。
今日のお客さまは、Hさん。
Hさんは、ほんわかした雰囲気の方で、お花が大好きで、お仕事も、お花屋さんをしている方です。
囲碁を通して自分と向き合う
そんなHさんの今回の悩みは、"知恵が足りない"でした。
この言葉だけでは、伝わりづらいと思いますので、背景を少しシェアします。
彼女は今、囲碁を学んでいます。
囲碁では、陣地を取る為に、
攻めも守りもしながら、一手を打つこと、が大切なことらしいのですが、、
彼女は、①守る方や、②攻める方、どちらかに片寄りがちで、そのバランスが上手く取れないこと=知恵がないなぁ。
と、言っていました。
彼女のなかでは、攻めも、守りもしながらの一手が打てることが、理想的であり、○(正解)なのです。
そして、順番として、まず攻めるのではなく、守るほうが①(最初)なのも、
彼女の判断基準である、
"全部守りたい"という判断基準があったからです。
”全部守りたい”を、もう少し具体的に伝えると、
例えば、”困ったひとがいたら、かわいそう、助けなきゃ”、
とか、
”なにか助けを求められたら、自分のことは、一旦おいといて、最後まで関わってちゃんと助けたい”、
とか、
”誰かがんばっている人のフォロー”、というよりは、
”助けを求めている人の、手助けをしたい”、の、シーンで出てきます。
さらにそれらのシーンには、役に立ちたい、相手の期待に応えたい、気持ちがくっついているので、
自分自身が納得いくまで、役に立てれば、○、
そうではなく、相手の期待に応えられなければ、×という方程式がありました。
無意識の行動 無意識のエンジン
この囲碁のことは、彼女の仕事や、生活習慣にも繋がるところがあって、
仕事のこととか、生活のこととか、”知恵がない=上手くいかない”、と、感じるときは、
考えや、感情レベルでは、
なんでこんなに頭が悪いんだろう。
くやしい!
と考えたり、感じていたものの、
もっと、深い、イメージ、エネルギーや、アイデンティティーのレベルでは、
アタシ、こんなもんじゃない!
ふざけんなよ!
と、”真逆の展開”が起こっていました。
つまり、調子が悪い時は、
どうせ私なんて役立たずだし、、
と、ブレーキが働き、
逆に、調子が良い時は、
役に立とうとしてがんばろうとする私、が、
アクセルとして働き、
このブレーキと、アクセルを行ったり来たりしてしまうのです。
そして、この行ったり来たりの行動を、幼少期の決断によって決めてしまい、
言い換えると、ブレーキとアクセルを司る、”無意識エンジン”をつくってしまい、
それを気づかないうちに、今までずっと走ってきていたのです。
幼少期の決断(無意識エンジンがつくられた時)についてですが、
彼女の場合、
彼女が小さい時に、お父さんがお母さんにあることをしたことがきっかけで、
彼女のなかでは、
”大変なことになってしまった。。”
"どうせ私になんて、助けられないんだ!"
と、”マイナスの決断”をしていました。
なので、今、彼女の起こす行動ひとつひとつが、
この決断(無意識エンジン)によって、
”助けられない、役に立たない、私は、×、”
”助けられる、役に立つ、私は、○、”
の無意識の行動に、ずっと縛られていたのです。
なりたい自分になる
今回、彼女自身も薄々このことには気づいていて、
そのうえで、そんな自分を変えたい!
という意志を持っていました。
そして、彼女自身、その無意識エンジンが理解できた今、
日々の生活にどう活かしたらイイのかを模索していました。
彼女は現在、複数の仕事をかけもちしているとのことだったので、それを、ひとつかふたつに絞ってみては?
と、提案してみました。
なぜならば、複数の仕事が
”全て彼女がやりたい仕事”ではなく、
無意識エンジンに縛られた、
"ヘルプに来てと、頼まれたら断れない"
"困っていそうだから、助けないとな"
から、出発した仕事の関わり方に、感じられたからです。
義理や、お世話になっている方に対して、自身がお返しをしていく行動は、大切ですし、美しい、と、思います。
ただ、その気持ちや、行動が、何かに縛られたものでは、相手はおろか、自分自身も幸せになれないのでは?
と、私は、感じています。
義理や、待遇の良さ、勤務地の場所だけで職場を選ぶのではなく、
”自分自身が、一番輝ける場所”、
”ワクワクできる職場”、
”楽しく働ける現場”、
は、ドコだろう??
で、働き先を決めたほうが、きっと、仕事も上手くいくと思います。
私自身も、今、営業会社で数字を毎日追っていて、
プレッシャーや、ストレスはありますが、
日々、私自身の認識のトレーニングと、チームプレーを意識して、
現状、過去最高の数字と、チームでの数字達成が見えているので、月末まで走りきりたいと思っています。
Hさんの頑張りを応援しながら、私も日々、挑戦していきます。
こころのあり方が大事。
楽しく生きたいあなたへ。
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