相手との距離感がつかめない人が、ほど良い距離感を手に入れるために意識したい”○”について。

最近、SNS等で、つぶやきや発信が手軽にできるようになった半面、
友達、両親、恋人との会話やコミュニケーションにおいて、
距離感が近すぎる方や、距離感が掴めない方が増えていないでしょうか?

今回はちょうど良い距離感を保つために、意識したい”間”(ま)について、お伝えしていきます。

その前に、、、
桜が先週末、見頃ですよー。
という情報をどこかで入手し、見に行こうと思っていたので、、
インターネットで、桜の開花状況を確認、、、
どこも、咲き始め〜五分咲きのところが多かったなか、、
小石川後楽園が見頃となっていたので、向かったところ、、

驚くほどの長蛇の列。
入り口から、ずーーーーーっと、塀沿いに、人が並ぶ、並ぶ、並ぶ、、、、

どこまでいくねん!
って、ツッコミながら、塀の端から端までを通り過ぎ、歩道まで続く列。
その待ち時間、およそ、一時間くらいとのこと。

あっさりやめました。
桜は、ほかにも咲いてますもんね。



ということで、急遽リサーチ、、
近くのスポットだと、靖国神社は歩いて行ける距離だったので、レッツゴー!

この移動距離がけっこうあり、現地に着いても歩きまわったので、
かなり疲れました。。

多分、一万歩は、歩いただろう!
と、思いたいです。

とまぁ、体が疲れたことは、おいといて、、


桜って、私すきです。

なぜなら、見ていて、こころがめでたい気分になる花って少ないのと、
桜のなかに、日本の文化、”侘び寂び”が、含まれているからです。


桜は、満開になった頃も、もちろんキレイですが、
散るゆく際にも、花吹雪となって、空間を演出してくれたり、
花びらが、桜の木から散り落ちて、地面にたどり着くまでの"間"(ま)に、侘び寂びを感じることもできます。


"間"(ま)の概念は、どうやら、ほかの国にはない概念のようでして、日本の独特のイメージみたいです。

以前は、身分の高い人が座る場所だったとされ、和室のある旅館や家でみられる、”床の間”、
武道においては、相手との距離感を示す、”間合い”、
気がつかないでばかげた事をすることや、その人を指す、”間抜け”、
うまく時が合って、或いは、きまった時間におくれずに、事が運ぶ。の意味の、”間に合う”、、、

”時間”も、”間”が、”人間”も、”間”が、入っていますよね。

このように、古来から、
"間"(ま)に対するイメージが、生活習慣に根付いているように思います。

すみません、前置きが非常に長くなってしまったのですが、、

"間"(ま)に関しては、コミュニケーションにも通じていると思います。

相手のことを考えずに、一方的に喋る方、また、一方的に聞いてしまう方。
自分の意見や考え方を押し通してしまう方、また、一方的に、受け入れてしまう方。

ここに、"間"(ま)を意識して、喋る、と、聞く、のバランスを良くしてみる。
また、自分の意見や考え方だけでなく、相手の意思や、考え方も尊重しながら、
受け入れる方も、自分の意見や、主張も織り交ぜてみる。

 

”リバウンドを制する者は、ゲームを制す。”

かの有名な、バスケマンガ、スラムダンクで、安西先生が言っていますが、

”間を制するものは、あらゆるものを制す。”

と言っても、過言ではないと思います。

 

朝の通勤、通学の時に、前を歩く人との距離感、
挨拶をされ、挨拶を返すまでの、タイミング、
仕事中、クライアントとの商談のなかでの、かけひきの時、
ブレイクタイムで、おしゃべりをする時の、場の空気の読み方、、、、、
少し意識するするだけで、”間”(ま)を感じられる瞬間は、そこかしこに溢れています。

是非、”間”(ま)の達人になってみて下さい。

 

こころのあり方が大事。

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